宮沢模型 | 鉄道本舗の石川です！

歴史

宮沢模型株式会社は、1947年に設立された総合模型卸売業を営む会社です。

鉄道模型のほかに、国産プラモデル、輸入プラモデル、ミニカー、ラジコン、フィギュア、コレクショントイなどを幅広く取り扱っています。

「物を作ることで得られる楽しい夢」、「コレクションすることで得られる嬉しい夢」、「遊ぶことで得られるワクワクした夢」という3つの夢を届けることをモットーとするだけでなく、社員も幸せになれる会社として今日まで運営を続けています。

事業開始当初は、模型用小型モーターの製造を手がけていて、その次に鉄道模型の製造が始まりました。

1949年に、西武百貨店と取引が始まったことを皮切りに、関東主要デパートに次々出店、鉄道模型を中心としたホビーアイテムを百貨店に卸すようになります。

1954年には、米国向けにモーターボート模型を製造、輸出をしています。

1969年からは西友との取引もスタートし、百貨店だけでなく大手スーパーマーケットでも宮沢模型の商品が販売されるようになります。スーパーでは、主にプラモデル商品が置かれ、プラモデルの普及にも重要な役割を担いました。

1970年代には、宮沢模型京都店、札幌店を開設、ドイツの鉄道模型メーカーのフライシュマン、トリックスの日本総代理店になるなど、活躍の幅を大きく広げました。

現在は、東京都墨田区横網に本社を置き、ほぼすべての取り扱い品目をここで扱っています。さらに埼玉県越谷市レイクタウンに越谷流通センターが、北海道札幌市白石区に札幌店があります。

なお、近年は、主要な取引先として新たに家電量販店、ネット通販店など模型販売店以外のさまざまな業態の小売店と提携しています。

宮沢模型は、日本最大手の模型卸売メーカーとしてプラモデル、模型製品の普及に努めてきた企業です。

戦後の早い時期から百貨店に鉄道模型を主としたホビー用品を卸し、後年はスーパーマーケットでプラモデル商品を購入できるように販路を開拓するなど、模型を身近なおもちゃにする役目を担ってきました。

また、一時はドイツのフライシュマン、トリックスという名だたる鉄道模型ブランドの代理店を務めるなど、鉄道模型への貢献は大きなものです。

近年では、鉄道模型のOEM（他社名義による製造）で自社流通限定のアイテムを企画販売するなど、自社の価値向上にも積極的です。

流通限定品とは、特定の卸業者からしか小売店に流通しない製品のことで、この場合は宮沢模型と取引をしている小売店でしか購入できない限定アイテムのことをいいます。こうしたプレミア価値のある模型製品を企画販売することで、宮沢模型は企業価値と存在感を高めています。

製品ラインナップは、国鉄の蒸気機関車、客車、電車、電気機関車などで、すべて16番ゲージで製造、販売をしていました。

卸業は、流通を最適化する上で重要な役割を担っています。エンドユーザーが簡単に製品を購入できるのは、適切な量やタイミングを計画して製品を供給できる卸業にかかっているといえるでしょう。

そういった意味で、宮沢模型は鉄道模型の普及に大きく貢献しています。

鉄道模型界を土台からしっかりと支え、そしてリードしていく稀有な企業といえるでしょう。

宮沢模型は、国内最大手の卸業メーカーであり、鉄道模型ファンなら誰しもお世話になっているといっても過言ではありません。

その点は、ファンが愛好するしない以前の問題といっても良いでしょう。宮沢模型は、戦後すぐの段階から百貨店に鉄道模型をはじめとするホビー用品を卸し、鉄道模型が「ただのおもちゃ」ではなく、高級な嗜好品であることを示しました。

さらに、時代が下ってからはスーパーマーケットでプラモデル製品を扱えるように取引を開始し、プラモデルや模型をより身近な存在に近づけました。

鉄道模型はブラス製（真鍮）モデルなど高価な製品も多く、お金のかかる趣味と考えられています。ですが、宮沢模型はそのイメージが作り出す精巧さや奥深さはそのままに、誰もが楽しめるホビーであることもアピールしてきました。ドイツの鉄道メーカーの総代理店を務めるなど、国際的な視野をもっている企業でもあります。

また、流通限定品を企画販売して、自社の価値を高めることも忘れていません。昭和から令和まで、宮沢模型がただ実直に卸しをしているだけなら、どこかの段階でシェアを奪われたり、時代の波に消えたりしたかもしれませんが、自社の価値を高める企画販売によって、現在でも唯一無二の居場所を保っています。

鉄道模型ファンのビギナーにとっては、知らないうちにお世話になっていたということもあるかもしれません。こうした草の根的な普及活動は、多くの愛好家が認めるところであるはずです。

長年の模型愛好家が夢見る逸品から、初心者が気軽に楽しめる模型まで、幅広い製品を取り扱っているのが宮沢模型の特徴と強みであり、ファンにとっての魅力でもあります。

鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。

社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。

また、「これって売れる？」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。

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