硬券の仕分けをおこなっていて集中力が切れまくっていたのですが、たまに珍しい切符があると興奮します。
例えば、この岡崎駅の硬券ですがアルバムに貼られてしまって価値は半減以下ですが。もし貼られてなくて状態が良ければ多分数千円から数万円くらいの価値が着きそうです。
岡崎駅は1888年(明治21)の開業なので、この硬券は1936年(昭和11年)の硬券ですから今年で86歳ですね。。
で。1番の萌ポイントは、この時、誰がどう言う思い出で岡崎驛の入場券を買ったのか想いを妄想するが好きです。
注意書きも客車内に入らぬ様と書いてあるので蒸気機関車に牽引された客車ですね。
例えば↑こちらの硬券は福岡県の直方から折尾まで行く硬券です。※直方駅と折尾駅は明治24年開業で大正時代は15年(1926年)まで、なので恐らく明治時代の硬券です。
硬券で昭和か大正時代を調べるポイントとして戦前は右読み(券場入)だったり。駅を驛と旧字体と言うのか表記が違ったりするのもポイントです。
料金が『銭』表記も年代を知るポイントな事と、大正時代の硬券は右側にXのマークがあるのが特徴です。
こちらでも硬券について解説をしているので興味があれば是非読んでみて下さい。
硬券(切符)の種類【A型・B型・C型・D型】解説と硬券豆知識
最後に。明治、大正時代の硬券を見るとついついなごり雪の歌詞のように、人々の色んな事情がある中で大事な人を見送った時の想い出として硬券を手元に残していたのかな?なんて考えたります。