大好きを仕事にする鉄道本舗の石川です!

OJゲージって何? |OJゲージの基礎知識・歴史・惹きつける魅力を紹介

OJゲージの基礎知識

「OJゲージ」とは、Oゲージから派生した、日本独自の規格をもつ鉄道模型の総称です。通常の「Oゲージ」が、線路の内側の幅32mm、縮尺が1/43 – 1/48であるのに対して、「OJゲージ」は、線路の内側の幅24mm、縮尺が1/45と、通常と比べて線路幅が狭くなっています。これは、旧国鉄のレール幅に合わせて作られたためです。

駆動方式はOゲージと同じく、交流三線式という方式を取っています。3本のレールのち、両端を車輪が走り、中央のレールから流れる電気が車輪下のフランジという部品に伝わり、モーターが作動して車体が走ります。近年ではデジタルコマンドコントロール(DCC)による制御方式が普及しており、愛用のOJゲージをDCC化して楽しむ愛好家もいます。

主なメーカーには、カツミ(KTM)、クマタ貿易(KMT)、ムサシノモデル、稲見鉄道模型製作所、モデッロ・セッテ、HINODE MODEL、天賞堂、つぼみ堂、日車夢工房などがあります。中でもカツミは、元はOゲージ専門メーカーとして出発しただけあり、OJゲージ中古市場においても多くの製品が出回っています。

OJゲージの歴史

OJゲージは、第二次世界大戦~1950年代(昭和30年代)に全盛を誇った鉄道模型です。

当時、Oゲージの縮尺・軌間に合わせて日本型車両を作ると、線路に車体を乗せた時に、車体が小さく見えてしまうという問題がありました。これは、欧米の鉄道の線路幅が「広軌」という広い線路幅であるのに対して、日本の旧国鉄の線路幅が「狭軌」という狭い線路幅を採用していたことに起因します。

この違和感を解消してほしい、という鉄道模型ファンの声に応えるべく生まれたのがOJゲージです。

OJゲージは、Oゲージ唯一の「ファイン・スケール」であると言われます。ファイン(fine)とは「細かい」を意味し、実物の車体の縮尺と線路幅を忠実に再現した鉄道模型を指します。「トゥルー・スケール」とも称されます。

つまりOJゲージは、車体にデフォルメが介入しない、真に精密な鉄道模型といえるのです。

なお、OJゲージのファインスケールモデルにおいては、モデッロ・セッテが販売する「ダイナミック・ファイン・シリーズ」や「ウッドゥン・ファイン・シリーズ」などが高い評価を得ています。

OJゲージの惹きつける魅力

OJゲージの魅力は、Oゲージと同様、迫力あるサイズの車体です。車両の種類は日本型車両のみで、在来線の電車で45センチほどの大きさになります。

レールの最小通過半径は、最低でも2,000ミリは必要になるため、走行にあたってはリビングルーム程度の広いスペースが必要になります。価格は平均して数十万円代となり、お財布面での覚悟が必要です。

しかし、走行時の迫力はHOゲージの比ではありません。轟音を響かせて走る様子は、重量感たっぷりで、まるで本物の列車の走行を見ているかのようです。慣性の法則がしっかりと働いており、カーブを曲がる際に車体が傾く様子を観察することができます。

車両の通過音もリアルです。近年はDCC化により列車の走行音がデジタル化されていますが、それらが無くても、レールの上を車体が通過するときの「タタンタタンッ!」という音を耳にすることができます。

OJゲージには、旧国鉄時代の車両が多く揃っています。好みの車両を探すうちに、もしかしたら、子どもの頃に見た懐かしの車両に再び会えるかもしれません。

出張買取も宅配買取も「鉄道本舗」にお任せください!

鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。

社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。

また、「これって売れる?」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。

<鉄道本舗の特徴>

  • 全国どこへでも出張買取に対応
  • 鉄道模型、部品、資料の高価買取
  • 遺品整理、残留品にも対応
  • 鉄道愛溢れるスタッフ

鉄道本舗では、買取時に鉄道トークを交えつつ楽しく「売るもの・残すもの」が決められます。お客様が大切にしてきたものだからこそ、一緒に慎重に考えていきましょう。

そして、大切な鉄道グッズを真心を込めて親切丁寧に高価買取させていただきます。どんなお問い合わせでも、ぜひお気軽にご相談ください!