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ロコ

歴史

ロコ(Roco)は、オーストリアのザルツブルクで1960年に設立された鉄道模型メーカーです。

設立者は、ハインツ・レスラー(Heinz Rossler)といい、ロコというメーカーは、Roessler Corporationのそれぞれ冒頭の2文字を取って名づけたといわれています。

前年の1959年には、すでにドイツ・オーストリア・プラスチック加工 有限責任社としてHOスケールの自動車模型、ミニカーのおもちゃなどを製造していました。モデルの多くは、軍用車両です。

鉄道模型に本格参入を果たしたのは1967年で、当初はドイツ向けにHOゲージ、米国向けにOゲージを下請けとして製造。1973年から、自社製品を販売し始めました。2年後の1975年に、倒産した西ドイツの鉄道模型メーカーから技術や金型を譲り受け、それを元にして「ロコ・クルツカプラー」を開発しました。これはNゲージとHOゲージの短縮連結器で、1976年に特許を取得しています。

1989年には、柔らかいゴムを道床として用いる組み立て式の線路システムを販売し、リアルな造形から好評を博します。

さらに、1993年は、メルクリンの新型短縮連結器と互換性をもった「ユニバーサルカプラー」を開発、販売するなどヨーロッパの鉄道模型業界にとって記念碑的な開発を多く手がけた企業です。

残念ながら2004年に倒産、2007年にモデルアイゼンバーン・ホールディングに買収されて、現在は傘下メーカーとなっています。モデルアイゼンバーン・ホールディングは、ヨーロッパの鉄道模型市場で、メルクリンやホーンビィに次ぐシェアを獲得しています。

特徴

ロコの特徴は、短縮連結器や他社の連結器と互換性をもつカプラーなどを開発・製造して特許を取得していることがまず挙げられます。

当初はドイツや米国の下請けとして鉄道模型を製造していたという経緯もあり、

1970年代後半には、それまですべて取りつけ済みの状態で販売していた製品を、細かい部品を購入者がそれぞれ取りつけるという仕様に変更して販売しましたが、これはコストを抑えてなおかつ購入者のニーズをとらえることにつながり、大きく売上を伸ばしたといわれています。

事業継続のためにこうした創意工夫を凝らしている点も、ロコの特徴といえるかもしれません。

現在はモデルアイゼンバーン・ホールディングの傘下となっていますが、ホーンビィなどと並ぶシェアを誇っており、ロコのブランドネームはしっかりと守られている状態です。

買収された後に、ブランドの独自性が失われて名前だけが残ってしまうメーカーも多い中、ロコは自社製品と唯一性を保持する形で傘下メーカーとなりました。

また、ロコといえば、プラスチック製のかたい道床がついた「ジオライン」も、代名詞として知られています。ジオラインは2005年から発売が始まった組み立て式の線路システムで、倒産に伴って前身である「ロコライン」が製造中止になったことから開発されました。ロコラインの製造中止は特許の関係によるものとのことですが、線路システムを諦めることなくジオラインをリリースした点も、ロコの底力を感じさせます。

ファンを惹きつける理由

ロコは、オーストリア、スイス、ドイツといった各国の鉄道を模型化しているため、ヨーロッパの鉄道好きなファンに支持されています。

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