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KATO

歴史

KATOは、株式会社関水金属の手がける鉄道模型のブランド名です。関水金属は、1957年に創業した鉄道模型メーカーで、東京都新宿に本社を置き、現在は埼玉に2拠点の工場を有しています。

関連グループ会社として、株式会社カトー、株式会社ホビーセンターカトー、KATO U.S.A., INC.を展開。Nゲージ、およびHOゲージ模型の製造・販売を行なっています。

関水金属は、創業時には関水金属彫工舎という名称でしたが、鉄道模型を専業として取り組んでおり、輸出向けの製品が全体の2〜3割を占めるなど世界的にも知られる企業です。

創業当時は、天賞堂やつぼみ堂模型店、カワイモデル、カツミ模型店といった他社向けに台車枠などの部品をOEM生産(委託者ブランド名製造)を行なっていました。というのも、関水金属の創業者である加藤祐治は、交通博物館で1949年に行われた鉄道模型コンクール入賞を果たしており、その腕の確かさと技術の高さが周囲の知るところとなっていたためです。

1965年には、2年前から開発していた国産初のNゲージ製品「C50形蒸気機関車・オハ31形客車」を発売しました。

1967年に会社名を有限会社関水金属に改め、1970年からは米国向けの鉄道模型販売に乗り出すなど、大きく飛躍していきます。

現在の社名である株式会社関水金属は、1977年からの名称で、株式会社化したことに伴い、1980年に営業部門の分社化(株式会社カトー)、1986年に米国法人(KATO U.S.A., INC.)の操業スタートをそれぞれ実施しています。

鉄道模型というとレトロな趣味という見方もありますが、カトー(関水金属)は、1999年に早くも自社ホームページをオープンさせ、2005年からオンラインショップを稼働させるなど、自社製品を積極的にPRする企業としても知られています。

特徴

カトーがもっとも注力しているのは車両開発です。

設計から製造、塗装、組み立てまでの工程を一貫して自社で行なっていて、1980年代後半から当時珍しかったCADで設計を行うなど、高品質な製品作りに定評があります。なお、過去にはキット形態や未塗装の模型製品も発売していましたが、現在の取り扱い車両はすべて塗装済み製品となっています。

創業当時からOEM生産を行ったり米国向け製品を手がけたりと、鉄道模型の本格派から愛されるカトーですが、実は初心者向けの製品やコレクションにも力を注いでいます。

例えば、カトーがリリースしている「ベストセレクション」シリーズは、「はじめませんか、鉄道模型」というキャッチフレーズが冠されており、模型初心者にも親しみやすい車両が数両セットで販売されています。ちなみに同様のシリーズは米国でも取り扱いがありますが、米国版は原則再生産なしのクリスマス列車が同梱されるなど、日本版「ベストセレクション」とは異なる楽しみ方もできるようになっています。

また、鉄道模型にSTEAM教育の要素を取り入れた「STEAMで深まるシリーズ」も創業当時から時代の先端を歩んできたカトーの特徴をあらわすシリーズといえます。STEAM教育とは、科学(Science)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術・リベラルアーツ=教養としての芸術)、Mathematics(数学)を横断的かつ総合的に学ぼうという教育の新しいあり方で、プログラミング教育とともに近年注目が集まっている教育手法です。カトーは、当該シリーズとしてペーパーキット、真鍮キット、初心者向けジオラマキットなどをリリースし、STEAM教育における鉄道模型の可能性を提唱しています。

創業当初から未来を見据え、CADなどの新しい技術を積極的に取り入れて開発を行ってきたカトーは、2000年代以降にも時代の一歩先を行く製品作りを展開していますが、これはカトーの特徴であると同時に強みといえるのかもしれません。

ファンを惹きつける理由

カトーの魅力は、日本の鉄道模型のパイオニア的存在でありながら妥協せずに前進し続ける姿勢にあります。

車両の製造にあたっては、屋根や床下といったディテールも妥協せず実車の撮影、採寸を行い、それらを模型として違和感のない縮尺に落とし込むといった作業を繰り返し行っています。この手間を惜しまぬ工程によって、カトーの鉄道模型は実寸をそのまま縮尺したわけではないのに走行させた時に非常にリアルな質感を感じさせる模型となり、長きにわたって鉄道模型やジオラマを愛好してきたファンをも唸らせる出来となっているのです。

また、一度システムや製造スタイルを完成させたらそれで終わりというわけではなく、点灯システムやコスト追求などを常に行い、より良い鉄道模型をリリースするべく改良を行っている点も、ファンが惹かれる理由のひとつでしょう。

設計から製造、塗装に至るまでの内製化率が高く、これぞジャパンメイドの鉄道模型と愛着のある方も多いでしょう。

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