若桜鉄道は、若桜線(郡家駅-若桜駅)の全長19.2kmを結ぶ路線です。
鳥取県では、毎年5月1日を「恋の日」として、恋のイメージカラーであるピンク色に因んだ企画を開催。そのひとつとして、若桜鉄道では毎年4月下旬に「若桜の春色まつり」が開催されています。
※2021年は新型コロナウイルス対策のため、中止となりました。
若桜鉄道の歴史
若桜鉄道は、1987年8月に地元の若桜町や八頭町などによって設立。同年10月、若桜線の運営がJR西日本から若桜鉄道に転換されました。
2007年には、蒸気機関車C12形167号機が導入され、若桜駅に保存。2015年からは蒸気機関車の試験運行を開始し、今では多くのイベントで使用されています。
若桜鉄道の蒸気機関車は圧縮空気を動力とし、石炭と水を使わないように整備されている、地球にやさしい機関車です。
2009年からは上下分離方式を導入し、車両や乗務員を若桜鉄道が、線路や駅舎などの施設を自治体が管理しています。
2016年には、保有していた4両のうち1両を、スズキ製バイク「隼」のラッピングにし、2021年にはそのラッピングデザインが一新されました。
これは、SUZUKIのバイク「隼」と同じ名前である隼駅が、ライダーの聖地となっているため。隼駅から車で約5分の場所にある船岡竹林公園では毎年8月に「隼駅まつり」が開催され、全国から約2千台のバイクが集まります。※
残りの3両は、昭和をテーマにした観光列車「昭和」・「八頭」・「若桜」号として定期運用されています。
※2021年は新型コロナウイルス対策のため、Web開催となりました。
レトロな雰囲気の観光列車
昭和をテーマにした観光列車は、豪華クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」のデザインを手掛けた工業デザイナー・水戸岡鋭治氏がデザイン。
「昭和号」のコバルトブルーは、若桜線と並行して流れる八東川の鮮やかな色、「八頭号」のロイヤルレッドは、紅葉と果実、八頭町の美しい秋、「若桜号」のブリティッシュグリーンは、自然・気候・風土と溶け合うような落ち着いた上品な色がイメージされています。
若桜線の駅舎や沿線に昭和時代の懐かしい風景が数多く残されているため、昭和をテーマにした観光列車にしたのだとか。
また、若桜駅など6駅の本屋とプラットホーム、第一八東川橋梁をはじめとする鉄橋や、機関車転車台など、若桜鉄道の計23施設が国の登録有形文化財に指定されています。
出発、ピン行!
「若桜の春色まつり」で開催されるピンクSLのお披露目会では、鳥取県知事の「出発、ピン行!」の合図とともに、ピンク色に塗られた蒸気機関車が登場。ピンクSLは若桜駅構内を走行後、期間限定で展示されます。
夕方には若桜駅構内がピンク色にライトアップされ、花火を打ち上げる演出も。他にもSLトロッコの乗車体験、ステージショーやスピードくじ、グルメコーナーなどたくさんの出店があり、毎年多くの鉄道ファンや観光客で賑わいます。
また毎年4月〜11月には、かつて若桜線を走っていたSLを実際に運転できるイベントが開催されます。※
※現在は新型コロナウイルス対策のため、受付を停止しています。
昭和風情ただよう若桜鉄道
若桜線の中には昭和初期に建てられた駅舎がそのまま残されている駅もあり、今でも木製の改札や昔使用されていた秤が残っています。
ぜひ、風情ある昔ながらの風景を若桜鉄道全体で味わってみてくださいね。
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