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静岡鉄道

静岡市内を走るのが静岡鉄道、略して「静鉄」です。その路線は静岡清水線の一本のみ。典型的な地方のローカル線といえます。

かつては複数の路線を運用していた静鉄ですが、戦後はかなり路線数を減らしました。それでも静鉄は自社で車両を生産するなど、気を吐いています。

今回はそんな静鉄の歴史と特色を、車両を中心に眺めてみましょう。

静岡鉄道車両の歴史

静鉄の前身は馬車鉄道として1902年に設立されました。その後統合や合併を経て、総延長100kmにもおよぶ路線が発達しました。

当時は旅客のほかにお茶などを運ぶ貨物輸送も行なっています。そんな静鉄はこれまで何度も経営の危機を迎えてきました。1930年代には東急電鉄とのつながりができたおかげで危機を乗り越えることができたのです。

今でも現役で走り続ける1000形は東急電鉄の車両製造会社が製作しています。元々静鉄は自社で車両を生産していました。現在の主力車両も自社生産です。自社生産と並行して他社からの譲受も行われていました。

東急電鉄や近江鉄道、国鉄などが主な調達元でデハ3251、3252といった車両などが導入されています。

静岡鉄道車両の特色

静鉄の特色としては、東急電鉄と関係が深いことがあげられます。1930年代に静鉄が経営危機に陥ったとき、東急の子会社となったこともありました。

親子関係は戦後まもなく解消されましたが、資本関係は今でも続いています。1000形が東急系の車両であることはお伝えしました。

現在もっとも新しい車両であるA3000形もドアチャイムなどは東急5000系と同様のものです。このA3000形、2016年に導入され、数々の賞も取っている優秀な車両となっています。

現在は2編成が運用中で、赤系と青系の異なる塗装です。A3000形は1000形導入以来43年ぶりの新型車両の導入でした。地方の路線としてはかなり気合の入った車両となっています。

静鉄のもうひとつの特色は自社生産した車両と他社からの譲り受け車両を上手く利用していることです。

現在の主力1000形とA3000形は自社生産ですが、これ以前は他社からの譲り受け車両も活用していました。この譲り受け車両をそのまま使うことももちろんあります。

ですが、静鉄で使いやすいように改造することもあるのです。これには当然ながらそれなりのノウハウがないとできることではありません。静鉄は長沼駅に整備工場を有しています。

ここで整備あるいは改造などが行なわれています。自社で車両の改造を行うことができる会社は、地方路線では多くありません。それだけの技術力がある証拠です。

まとめ

かつては路面電車も含め、多くの路線を持っていた静鉄。その後廃線が繰り返され、今では単一路線となってしまいました。

収支も鉄道単体では大きな赤字です。コロナ禍でさらに悪化していることが予想されます。そんな状態であってもA3000形のような新型車両を導入するなど、設備投資に余念がありません。

静岡市内だけを走る路線のため、利用者の多くは静岡市内の人たちです。市民の足、通学手段として定着しています。今後も地元に密着した鉄道として市内を走ることが期待されます。

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