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松浦鉄道

最西端はどちら?

松浦鉄道(まつうらてつどう)は日本の西の端っこ長崎県の北部をはしる鉄道です。

元々は旧国鉄の松浦線でしたが、1988年に第3セクターに転換し松浦鉄道株式会社の運行となりました。

日本の西の端っこに位置することからか松浦鉄道のたびら平戸口駅には「日本最西端の駅」のカンバンが掲げられており、同社の公式ホームページでは、マスコットキャラクター「マックス」君が日本最西端の鉄道へようこそ!と案内しています。

 おなじくロケーション上、日本の西の端っこにあるJR佐世保駅も「日本最西端駅」を名乗っており、JRと松浦鉄道で「最西端」競争をしています。

ミスターではなくMR

松浦鉄道は全線非電化です。そのため電車ではなく気動車による運行となります。2021年現在、保有している車輛は3種、①MR-400形、②MR-500形、③MR-600形、①と②はそれぞれ1両、③は21両、計23両保有しています。

ちなみに数字の前にある「MR」はミスターではなく、「Matsuura Railway Co.Ltd」の頭文字です。

 MR-400とMR-500は新潟鐵工所の製造ですが、2001年の同社破綻後に製造されたMR-600は日本車輛製造社の製造(エンジンはコマツ)となります。

 松浦鉄道の佐々駅は車両基地を併設しており、これらの車輛を一堂に会してみることができます。ただしMR-500形はイベント仕様になっており、団体様の貸し切り利用や夏にはビール列車に“変身”するなどやや限定的な登場となります。

 実際の乗車となると車両台数の多さからMR-600になるでしょう。

同車輛の車内は4人掛けのボックスシートもあれば、一人掛けのシート、ロングシートもあり、グループでの旅行、ひとり旅、はたまたカップルでと、さまざまなオケージョンに対応した座席群となっています。

1台の車輛にしては座席種はバラエティにあるので、窓割が気になるようでしたら気兼ねなしに移動できます。

 車輛の外装デザインは西海ブルーの帯と夕陽のオレンジ色の2本の帯が回っており、軽快に海べりをはしる松浦鉄道をイメージさせます。

とはいっても起伏の大きい路線のため車輛の軽量化は見すごせず、軽量化の観点から車輛の台車はボルスタレス方式となっています。

乗車するとなんとなく乗り心地の良さから軽量感を覚えるのはそういったことからかもしれません。

ぜひ乗ってみよ

あわせてボルスタレス方式とすることによって軌道保守の負担も軽減され、コスト削減となり、しいては財務体質の改善となります。

 一時は3セクの優等生と称された松浦鉄道ですが、有田町、伊万里市、松浦市、平戸市、佐々町、佐世保市と4市2町の沿線住民の人口減もあいまって、このところは営業面では苦戦を強いられています。

そういった事情から運輸外収入の獲得を目指しており、その一例にラッピング車両の広告費1年間60万円(製作費などは別)があります。

松浦鉄道を応援しようという気概があれば、ぜひ車輛に出稿してみるのはいかがでしょうか。60万円ではお高いと思われるのであれば列車の名づけ親という手もあります。こちらは1年間で25万円です。

 赤字3セク鉄道の涙ぐましい営業努力ですが、日本の西の端をはしる鉄道に夕陽どきに乗る?見るのは、なんともいえない爽快な気分になるので乗ってみて損はありません。

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