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東海鉄道事業

東海交通事業と聞いて、ピンと来る人は愛知県民でも多くありません。東海交通事業とは「城北線」と呼ばれる路線のことです。

とはいえ、城北線と聞いてもいったいどこを走っているのか、という人が多くいます。全国的にも名前は知られておらず、愛知県でも沿線の人でないと知っている人は多くありません。

そんな東海交通事業城北線の歴史と特色を、車両を中心にお話しします。

東海交通事業城北線車両の歴史

東海鉄道事業城北線はJR東海の子会社でその開通は1991年。開業後30年足らずです。

愛知県春日井市の勝川駅から清須市の枇杷島駅までを結び、その路線距離は11.2㎞。勝川にはJR東海の勝川駅も存在するのですが、JR東海の駅とは約500m離れており、アクセスはよくありません。

すべての区間が非電化区間です。

開業当初はキハ40形を親会社であるJR東海から借り受けて運用していました。

路線内はワンマン運転のため、これに対応するような設備の設置や塗装変更が行われ、運行していました。キハ40形が運用されていたのは、検査時の車両不足などの例外をのぞいて1993年までと短い期間でした。

このためキハ40形が走っていたと記憶している人はあまり多くありません。

1993年は枇杷島駅までの全線が開通した年です。この年にキハ11形200番台が導入されました。

このキハ11形200番台は4両が導入されたのですが、このうち203は検査時の代走でしか路線内を走っていません。204については一度も走ることなく、203とともに2015年にひたちなか海浜鉄道に譲渡されてしまいました。

これは城北線の路線使用料相殺のためにJR東海に貸し出されていたためです。いわば大人の事情のため、204は数奇な運命をたどりました。残る201、202の2両も部品供給用にひたちなか海浜鉄道に順次譲渡され、キハ11形200番台は城北線から姿を消したのです。

東海交通事業城北線車両の特色

2021年現在、城北線内を走っているのは、2両のキハ11形300番台です。キハ11形200番台との差異は、液晶画面が加わったことなどとなっています。

東海交通事業城北線は2017年度の輸送密度が520人/日と周辺路線と比べても非常に少ない状態が続いています。このため様々な利用促進策が講じられているのです。

例えば2016年までは「城北線イルミ☆トレイン」としてイルミネーションを施した車両が年末年始に走っていました。このほかにも他の路線を撮影する「とれいんWatchingトレイン」、景色を見ながら軽食が楽しめる「カフェトレイン」などが運行されています。

また、「ビアトレイン」、「熱燗トレイン」といったお酒に絡んだ運行も行なっています。

まとめ

東海交通事業城北線にはJR東海との相互乗り入れ、電化といった構想が浮かんではコストを理由として立ち消えとなっています。

これが開業から幾度となく繰り返しています。全線が複線で高架化されているのに乗降客数が伸びないのは大変残念な話です。

現在のキハ11形300番台は導入して日が浅く、しばらくは運用されていくことが予想されます。今後、東海交通事業城北線がどのような道を進んでいくのか、注目です。

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