相模鉄道 | 鉄道本舗の石川です！

相模鉄道は横浜駅から海老名駅を結ぶ本線と、二俣川駅から湘南台駅までを結ぶいずみ野線、そして2019年に開通したJR直通線の3路線で構成されています。

歴史

現在の相模鉄道の前身となる相模鉄道株式会社と神中鉄道（じんちゅうてつどう）株式会社は、いずれも1917年12月に砂利の運搬・販売のために創立されました。

相模鉄道は1921年に茅ヶ崎〜寒川駅間が開業したのを皮切りに順次延伸し、1931年4月に厚木〜橋本間が開業しました。

一方の神中鉄道も、1933年に現在の本線の元となる厚木〜横浜間が全線開通しました。その後1941年に海老名駅が開業したのに伴い、厚木〜相模国分駅（現・相模国分信号場）間は旅客営業を廃止しています。

第二次世界大戦中の1943年、相模鉄道が神中鉄道を吸収合併し、2路線61.8kmの線路を持つ相模鉄道株式会社となりました。

しかし翌年の1944年、戦況の悪化に伴って相模鉄道が敷設した茅ヶ崎〜橋本間は国に強制買収されてしまいました。*1 現在の相模鉄道の路線は神中鉄道が敷設した路線が本線となっています。

相模鉄道の当初の路線である厚木〜橋本間は、一部支線が廃線となったもののほぼそのまま現在の東日本旅客鉄道相模線となりました。

その後1976年にいずみ野線（二俣川〜いずみ野間）が開業しました。1990年にいずみ中央駅まで延伸し、さらに1999年3月いずみ中央〜湘南台駅間が開業したことにより現在のいずみ野線の形になりました。*2

それからさらに20年後の2019年に相鉄JR直通線、および羽沢横浜国大駅が開業し、都心方面へ通勤しやすくなりました。

2022年下期には相鉄・東急直通線の開業も予定されており、東海道新幹線の停車駅である新横浜駅まで直通するほかますます便利になることが期待されています。*3

本線・いずみ野線・JR直通線ともに、路線の大半は横浜市内を走っています。本線の大和駅〜海老名駅、いずみ野線湘南台駅をのぞいて、駅は横浜市内に立地しています。

横浜から上星川までは帷子川沿いに線路が走っています。上星川で帷子川から少し離れ、西谷駅で帷子川と別の方向へ向かいます。鶴ヶ峰駅前は再開発が進んでおり、ショッピングモール「ココロット鶴ヶ峰」があります。

二俣川は神奈川県唯一の免許更新センターの最寄り駅です。駅から免許センターまでのバスが出ており、休日は特に混み合います。

大和駅は小田急江ノ島線と乗り換え駅で、相鉄線初の地下駅です。大和〜相模大塚駅間には海上自衛隊および米軍の厚木基地が広がっています。

終点の海老名駅は小田急小田原線・相模線との乗り換え駅です。2015年にららぽーと海老名が開業したほか、JR相模線海老名駅と小田急線海老名駅の間を「ビナガーデンズ」という名で小田急電鉄が再開発を進めており、さらなる発展が見込まれます。*4

一方のいずみ野線は南万騎が原駅近くに戸塚カントリークラブがあります。隣の緑園都市駅にはフェリス女学院の緑園キャンパスがあります。

いずみ野線終点の湘南台駅は小田急江ノ島線および横浜市営地下鉄との乗り換え駅です。湘南台駅はターミナル駅だけあって駅前は賑やかなものの、少し歩くと閑静な住宅街が広がっています。

相模鉄道の車両はデザインに優れたものが多く、複数の車両がグッドデザイン賞を受賞しています。

相模鉄道は2013年より「デザインブランドアッププロジェクト」*5を開始し、現在も車両や駅舎のリニューアルを進めています。

このプロジェクト以降導入された車両は「ヨコハマネイビーブルー」と呼ばれる美しい濃紺色の車体色を持つのが特徴です。

現在運用されている中で最も古い車両である8000系は1990年12月に登場しました。VVVFインバータが標準採用されています。1993年導入された9000系はVVVFインバータに加え、車いすスペースと非常通報装置を設置しています。

2002年登場の10000系、および2009年登場の11000系は共にJR東日本の車両をベースとして製造されており、コストを削減しています。*6

2018年2月に導入された20000系は「デザインブランドアッププロジェクト」にのっとり開発された初の車両です。

相鉄・東急直通線での使用が予定されています。2018年にグッドデザイン賞を、2019年にローレル賞を受賞しました。*7

2019年4月に登場した12000系は現在、同年11月に開通した相鉄・JR直通線に用いられています。新宿駅の埼京線ホームでネイビーブルーの車両を目にした方もいらっしゃるかもしれません。こちらの車両も、2019年にグッドデザイン賞を受賞しています。

参考文献

鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。

社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。

また、「これって売れる？」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。

＜鉄道本舗の特徴＞

鉄道本舗では、買取時に鉄道トークを交えつつ楽しく「売るもの・残すもの」が決められます。お客様が大切にしてきたものだからこそ、一緒に慎重に考えていきましょう。

そして、大切な鉄道グッズを真心を込めて親切丁寧に高価買取させていただきます。どんなお問い合わせでも、ぜひお気軽にご相談ください！