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嵯峨野観光鉄道

保津川の清流を行く嵯峨野観光鉄道

嵯峨野観光鉄道は、嵯峨野トロッコ列車が走る日本初の観光列車専用路線です。

京都府のJR山陰本線嵯峨嵐山駅のすぐ隣にあるトロッコ嵯峨駅と、同線馬堀駅付近のトロッコ亀岡駅の全長約7.3kmを結びます。

全線非電化の路線で、DE10形ディーゼル機関車がトロッコ客車5両をけん引して保津川の渓谷沿いを走ります。

保津川はライン下りや美しい紅葉で人気の観光地で、嵯峨野トロッコ列車も行楽シーズンは特に観光客で賑わいます。

元山陰本線、嵯峨野観光鉄道の歴史

嵯峨野観光鉄道が走る線路は、かつてJR山陰本線の列車が実際に走っていたものです。

当時山陰本線は非電化かつ多くの区間が単線でした。そこで、京都駅~園部駅間を電化および複線化するための工事が進んでおり、一部の区間は別の場所に線路を敷設し、ルート変更を行うことになりました。

1989年に嵯峨駅(現:嵯峨嵐山駅)~馬堀駅間の複線の新線建設が完了し、新しいルートでの運行が開始されると、JR西日本社内に嵯峨野線プロジェクトチームが組成され、旧線の活用が検討されました。

そこで、新たに設立されたのが嵯峨野観光鉄道です。同社はJR西日本の100%子会社で1990年の設立後、1991年4月27日に嵯峨野トロッコ列車の運行を開始しています。

その後、トロッコ嵯峨駅の新駅舎の建設や、新型客車の導入などを進め、観光客の誘致を進めました。

しかし、保津川の渓谷沿いを走る同線は自然災害と隣り合わせです。2013年には台風18号などの影響で倒木や線路への土砂流出などがあり、列車が運休。

19日に運行を再開したものの、トロッコ保津峡駅に接続する吊り橋が破損し、駅の営業ができなくなってしまいました。

営業再開は翌年2014年の6月。それでも、その間に年間利用者数が100万人を突破するなど、引き続き人気を博しました。

外国人旅行者の増加も追い風となり、ストーブ列車を導入した2015年には年間利用者数が123万人を記録。乗客の1/3が外国人だったということです。

ところが、2020年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、インバウンド需要はおろか国内旅行者も大きく減少、年間利用者数も約6割減の46万人にまで落ち込んでしまいました。

トロッコ列車で風を感じる

嵯峨野トロッコ列車は、冬季には運転を休止しており、春になると運転を再開します。

新型コロナウィルスの懸念は現在も拭えませんが、2022年も3月1日より運転を開始しました。

沿線には桜が咲き誇る車窓も楽しめるほか、新緑や紅葉など、季節を問わず京都の美しい自然が出迎えてくれます。

トロッコ列車は、窓がなく爽やかな風が走り抜け、季節を全身で感じることができる列車です。トロッコ列車を楽しんだ後は、保津川のライン下り。

そして、トロッコ嵯峨駅からは嵐山の美しい街並みや、桂川に架かる渡月橋、写真スポットとしても有名な竹林の小径など見どころは枚挙に暇がありません。

古い線路を撤去せずに、京都の楽しみ方に新しい提案をしてくれた嵯峨野トロッコ列車です。

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