埼玉新都市交通(ニューシャトル)について
埼玉新都市交通は、埼玉県を走る新交通システムで、路線の正式名称は伊奈線、「ニューシャトル」の愛称で親しまれています。
新交通システムとは、一般には、レールではなく、コンクリートの専用軌道上をゴムタイヤで走る路線を指します。
列車は、側面などに設けられたガイドウェイに従って走り、ニューシャトルのほかに、東京のゆりかもめ、日暮里・舎人ライナー、大阪のニュートラム、神戸のポートライナー、六甲ライナーなどがあります。
ニューシャトルは、大宮駅から内宿駅までの12.7kmを走ります。
大宮駅の次の駅は、鉄道博物館駅で、「てっぱく」と呼ばれて大人気の鉄道博物館の最寄り駅になっています。
ニューシャトルの歴史
ニューシャトルの歴史は、上越新幹線(大宮駅~新潟駅)の建設まで遡ります。
上越新幹線は、大宮駅の次の駅は、埼玉県北部の熊谷駅で、新幹線が通過する途中の自治体からは反対運動が起こりました。
特に、東北新幹線と上越新幹線の分岐点がある伊奈町では、「町が3つに分断される」懸念から反対が強くなりました。
そこで、沿線住民への補償として建設されたのがニューシャトルでした。そのため、ニューシャトルは、東北・上越新幹線の高架橋に寄り添うように線路が敷設されているのが特徴です。
1982年に上越新幹線が開業し、ニューシャトルは翌年1983年に内宿駅の1つ手前の羽貫駅まで開業しました。
内宿駅までの区間は、反対派の地権者との交渉が難航したため、7年後の1990年の延伸開業となりました。
最後の地権者との交渉は泥沼化し、土地収用法に基づく行政代執行(強制執行)に至り、埼玉県警の機動隊の出動や、反対派が公務執行妨害で検挙される事態にまで至ったそうです。
2007年10月14日(鉄道の日)には、鉄道博物館が開業。大宮駅の次の駅であった大成駅は、図らずも鉄道博物館の最寄り駅となり、駅名も「鉄道博物館駅」に改称されました。
現在も大宮駅~鉄道博物館駅間は、鉄道博物館を訪れる多くの家族連れで賑わいます。
電車好きにはたまらない路線
このように、鉄道博物館へのアクセス路線として知名度が一気に上がったニューシャトル。しかし、ニューシャトルの楽しみはそれだけではありません。
前述の歴史もあり、新幹線のすぐ横を通るため、車窓からは新幹線とすれ違う様子や追い抜かれる様子を何度も見ることができます。
また、新幹線と同じ高さを走ることもあり、その眺望も魅力で、内宿駅方面の線路では、晴れた日には、秩父連山や、富士山を望むこともできます。
さらに、駅も新幹線の真横に建設されており、ホームからも新幹線の勇姿を見ることができ、電車好きの子供たちが喜ぶこと請け合いです。
ただし、新交通システムは、電車に電気を送る電線が、線路脇にあります。新幹線に見惚れてホームから転落してしまうと、感電してしまう危険がありますので、気をつけましょう。
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