長良川鉄道の歴史
長良川鉄道は、国鉄越美南線の経営を引き継ぐために1986年に設立された、第三セクター方式の鉄道会社です。
現在運行している路線は、1934年に全通した岐阜県の美濃太田駅と北濃駅を結ぶ越美南線のみで、設立当初から変わっていません。
越美南線は福井県側から延びる越美北線とともに、岐阜県と福井県を結ぶ越美線として着工されましたが、越美北線との接続が果たされないまま国鉄から移管されて現在に至ります。
なお、越美北線は第三セクター化されることはなく、JR西日本が九頭竜線として運行しています。
現在運用している車両はナガラ300形とナガラ500形で、どちらも長良川鉄道が新造した車両です。
ナガラ300形は7両製造し、2016年にはそのうち2両を観光客増加を狙った観光列車「ながら」に改造しています。
2両のながらはそれぞれ「森号」「鮎号」と名づけられ、基本は2両編成で運行しています。
ナガラ300形の前はナガラ1形とナガラ2形を計13両保有しており、すべてをナガラ300形と入れ替える予定でしたが、資金難で7両の入れ替えで中断されました。
その後の新造はナガラ500形に移り3両を製造しましたが、うち1両は観光列車ながらの3両目「川風号」に改造されました。
川風号は単独で運用されることが多いですが、森号や鮎号と連結されることもあります。
また、2018年にはヤマト運輸とともに関駅と美並苅安駅の間で、鉄道にヤマト運輸の社員が同乗せずに乗客と宅急便を混載する「貨客混載」を、全国で初めて始めました。
貨客混載により、環境負荷の低減や交通渋滞の解消などが期待できます。
長良川鉄道の特徴
長良川鉄道の大きな特徴は、2016年から運行を始めた観光列車「ながら」の存在です。
鮎号は食事つきプランを予約しないと乗車できませんが、森号には乗車整理券500円の追加のみで乗車可能なビュープランがあります。
長良川鉄道は、路線長72kmのうち約50kmは長良川に沿って走ります。
長良川は上流に行くほど、濁りがなくなって青みがかった透明になりますが、ながらは通常の列車よりも遅い速度で走るため、乗客は長良川のこの美しい景色を堪能できます。
深戸駅を過ぎたあたりは絶好の撮影スポットがありますが、そこで列車が停止してくれるのでゆっくり風景を撮影できます。
窓も開けられるので、夏場であれば長良川のせせらぎを楽しむのもよいでしょう。
長良川鉄道ではさまざまな企画乗車券を発行して、利用者増を図っています。
「1日フリーきっぷ」は全線が1日乗り放題の切符です。
始点の美濃太田駅から終点の北濃駅まで往復で利用するのであれば、フリー切符を購入する方が割安です。
フリー切符に北濃駅で弁当を受け取れるプランが付いた、「転車台弁当付き1日フリー切符」もあります。
その他にも、郡上八幡駅周辺の温泉や散策を楽しめる「一日郡上八幡クーポン」「湯けむりクーポン」や、フランス料理を味わえる「古今伝授号 こきんきっぷ」など、多彩な企画乗車券を用意しています。
また、1日2便「ゆら~り流れて清流列車」を運行しています。
ゆら~り流れて清流列車は長良川の絶景ポイントで速度を落として走行する列車で、通常の乗車料金のみで乗車できるので、気軽に長良川の風景を楽しめます。
さらに、事前予約が必要な「サイクリング列車」を運行しており、この列車も追加料金は不要で利用できるので、長良川沿いにサイクリングを楽しみたい人に好評な列車です。
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