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南阿蘇鉄道

九州の中心あたりに世界最大級のカルデラの阿蘇山があります。南阿蘇鉄道はその南側をはしる鉄道です。TVCMのロケ地にもなる雄大な自然の地形をめぐるように列車がのんびり行き交います。

2016年4月に熊本地震による被災もあり一時は全線不通となりますが、徐々に復旧工事がすすみ2022年2月現在、部分運行できるまでになり、目下完全復旧にむけて急ピッチで工事がすすんでいます。

歴史

 1986年4月に国鉄高森線を継承し開業しました。一時は終点の高森駅から旧高千穂線の高千穂駅まで延線する計画もありましたが国鉄再建法による廃止対象となり、計画とあわせて路線の廃止も検討されていました。

路線廃止によりバスへの転換案が示されるも、沿線自治体の路線維持への熱意もあり沿線7市町村の出資による第3セクターの鉄道として開業となりました。

路線概要

 南阿蘇鉄道は立野駅から高森駅を結ぶ全長17.7キロの路線です。現在、震災被害により中松駅-高森駅間の7.1キロの部分運行となっています。

 阿蘇山というワールドクラスの観光資源もあって、沿線住民の足となる目的以外に地域の観光振興となるようトロッコ列車も走らせ、内外の観光客を楽しませています。

沿線

 全長17.7キロの路線に駅は10駅、起点から終点までの乗車時間は30分ほどです。営業当初には日本一長い駅名を持つ「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」がありました(ひらがなで22文字)。

駅名からイメージできるように遠くには山々の緑と足下には高原の緑が360度にひろがり、シーズンには緑一色の田園風景のなかを運行速度65キロの車両がのんびり走ります。

現在は不通区間となっていますが、立野駅と長陽駅との間にある全長166mの第一白川橋梁は水面からの高さは60m以上あり、建設当時は日本一高い場所にある鉄道橋でした。おなじく同区間にある立野橋梁は日本最長の鉄道用トレッスル橋でもあります。

路線はカルデラ内部だけではなく、カルデラ外部にも抜ける区間もあるため、うっそうとしげる樹々の中を走り抜ける場面にも遭遇します。

車両

 南阿蘇鉄道にはMT―2000形とMT―3000形の2つのタイプの車両が運行しています。同鉄道の一部の区間には20‰以上の勾配があり1軸駆動では空転することもあるため、先代の1軸駆動のMT-2000形は2軸駆動に改良され、MT-2000A形となりました。後発のMT―3000形も2軸駆動となっています。

 現在運行する車両の正面の形状はそれぞれ異なり、前面非貫通式のMT-2000形の車両では、車両先頭に立つと運転室側でない一方の窓から雄大な阿蘇五岳に向かっていくような乗車体験ができます。

車内もセミクロスシートや4人掛けのボックスシートとさまざまあり、お一人でもグループでも楽しめる座席設計になっています。

 これら車両以外に運行日限定でトロッコ列車のゆうすげ号を走らせ、トロッコ列車牽引用ディーゼル機関車DB16形2両が3両の客車を挟む形で運行しています。

客車はトラ700形とTORA200形であり、当初客車は2両でしたが、機関車の出力向上にあわせて3両となりました。

当初の客車2両は国鉄の無蓋貨車に布の屋根を取り付けて改造した車両のためか間に合わせの感がありますが、後に加わる1両は新作車両もあって客車然としています。座席の改良にあわせて日よけの設置など、観光用の車両としても機能を高めています。

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