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真岡鐵道

茨城県筑西市の下田駅が起点となる真岡鐵道。かつては赤字路線として配線の危機に瀕していました。

1994年から、土日祝日には「SLもおか号」も運転し、1997年には、見上げるような巨大なSL型の駅舎「真岡駅」が登場して話題になり、観光客を集めています。

歴史

真岡線は1912年4月に真館線として下館~真岡間が開通、1918年7月に七井まで、1920年12月に茂木まで延長しました。

1960年国鉄関東支社評議会において「真岡線廃止」の決定がされました。廃止反対同盟会が結成され、存続運動が起こりますが、1983年 国鉄再建法により第二次特定地方交通線に指定されたのち、1984年6月に廃止対象路線として承認されました。

しかし沿線の工業団地や住宅団地の建設と沿線の高校生による利用の重要性を考えた結果、栃木県、沿線市町、民間企業の出資により1986年より第三セクターとして真岡鐵道は存続されることとなりました。

1988年4月11日真岡鐵道株式会社により、路線名「真岡線」に決定。真岡駅と北真岡駅の呼び方を「もうか」から「もおか」に改称して運行を開始しています。

1994年3月27日より、土日祝日のみ蒸気機関車がけん引する「SLもおか」が運転開始、1997年SL型の駅舎の真岡駅が登場して観光客を集め人気となっています。

路線概要

下館駅(茨城県築西市)~茂木駅(栃木県茂木町)間の17駅です。うち有人駅が4、無人駅が13となっています。総距離41.9km、全線非電化の単線です。

IC乗車カードは対応していません。

沿線

真岡鐵道と沿線神社六社で、鉄道利用の促進と沿線地域の活性化を目的に「真岡鐵道御朱印巡り」を開催しています。各神社で用意された御朱印は走行するSLをイメージしたデザインです。

全ての御朱印を集めてつなげるとSLの車両が完成する仕組みになっています。

画像:真岡鐵道公式サイトより

真岡駅の守鐵社(しゅてつしゃ)、下館駅の羽黒神社、久下田駅の千代ヶ丘八幡宮、

北真岡駅の大前神社、益子駅の鹿島神社、七井駅の亀岡八幡宮、茂木駅の八雲神社の6駅6神社が参加しています。

2013年には真岡駅の隣に館内に展示している9600形蒸気機関車の愛称キューロクから命名された「SLキューロク館」がオープン。動くSLや旧型の客車などが展示されており、ここでしか購入できないSLグッズなども販売されています。

また真岡鐵道を満喫できる一日自由切符も販売されています。

「常総線・真岡鐵道線共通一日自由切符」、土日、祝日、GW,夏休み、年末年始有効、

大人2,300円、小人1,150円

車両

現存車両

20002年から運行している気動車の「モオカ14形」は、一般募集した塗装は上部が濃淡の緑のモザイク模様、下部が橙色、境目に白の破線の塗装を施しています。

最高運転速度は75㎞(設計最高速度100㎞)。通常は1両、通勤通学時間帯は2両、真岡市夏祭大花火大会開催時は3両編成となります。

SLもおか号は、蒸気機関車C12 66にオハ50 11(1号車)、オハ50 22(2号車)、

オハフ50 33(3号車)の3両編成です。客車の「オハ50形・オハフ50形」はJR東日本から譲渡されています。

車体の塗装や車内の座面素材や床材の変更以外は日本国内で唯一の原形を保っている50系客車です。

蒸気機関車「C12 66」は、真岡鐵道で運行前は、福島県伊達郡川俣町の川俣ふもと団地に保存されていました、NHK連続テレビ小説「すずらん」の撮影のため、JR北海道に貸し出されたこともあります。

SLもおか号の始発の下館駅には転車台(ターンテーブル)がないために、ディーゼル機関車「DE10 1535」が後ろ向きになったSLもおか号編成をけん引するために土日・祝日に活躍します。

引退車輌としては、1988年~2006年に運用されていた気動車「モオカ63形」、

2019年ラストラン蒸気機関車「C11 325」は2020年に東武鉄道に譲渡されて、東部鬼怒川線「SL大樹」の牽引機として運用されています。

1992年神奈川臨海鉄道から譲り受けたディーゼル機関車「DD13 55」は、2004年まで運用されました。

現在SLもおかは、同列車に使用している客車と回送・補助を担当するディーゼル機関車の車両点検を行っているため、2022年3月末まで運休しております。

運行再開は4月上旬を予定していますので、運行再開のおしらせは以下のサイトでお知らせされますので、再開後是非SLもおかの旅をおたのしみください。

真岡鐵道公式サイト

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