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JR西日本(西日本旅客鉄道)

鉄道会社の記事

JR西日本(西日本旅客鉄道)は、JR東日本(東日本旅客鉄道)に次ぐ規模の鉄道事業者です。

営業エリアは北陸・近畿・中国・九州北部の2府16県に跨り、営業キロ数は4903.1㎞、駅数は1,174駅となっています。

歴史

JR西日本は1987年(昭和62)、国鉄の分割・民営化に伴い発足しました。発足時の社員数は5万1,538人、営業エリアは北陸・近畿・中国・九州北部の延べ2府16県、営業キロ数は5,323㎞でした。

現在の社員数はJR西日本単体で2万3,900人(連結4万7,900人)、営業キロ数は4,903.1㎞となっていることからわかるとおり、開業から現在に至るまで路線の廃止と開通を繰り返し、変化を続けています。

1995年(平成7)1月17日に阪神・淡路大震災が発生し、JR西日本も高架橋・駅の崩落やホームの損壊など甚大な被害を受けます。しかし他地域からの応援を受け懸命な復旧作業を行った結果、4月1日に在来線、8日に山陽新幹線が開通し、震災発生からわずか81日での全線復旧を果たしました。

2005年(平成17)4月25日に福知山線脱線事故が発生します。乗客と運転士合わせ死者107人、負傷者は562人に上り、国鉄解体後では最悪・死者数は戦後の列車事故の中でも4番目に多い事故でした。福知山線脱線事故以降、JR西日本は現在も安全対策に力を入れています。

路線概要

JR西日本が現在営業している路線は51路線で、営業エリアは北陸・近畿・中国・九州北部の延べ2府16県と広域です。

JR西日本はJR北海道以外の全てのJR他社との境界駅があり、境界駅内では「在来線はJR西日本で新幹線は相手側」というような複雑な管轄分担が行われている場合もあります。

京阪神都市近郊の区間はJR西日本の営業エリアの中でも利用者が多く、安定した収益があります。JR西日本は1989年(平成元)に京阪神都市近郊路線に「アーバンネットワーク」と愛称をつけ以後、新車両の投入や新快速の導入などによるスピードアップや接続改良による直通運転の拡大、停車駅を増やすことによる利便性の向上に取り組んでいます。

近年、「アーバンネットワーク」という愛称の使用頻度は減り、「近畿圏」・「京阪神エリア」と言った呼ばれ方をすることが増えているようです。

沿線

2府16県にまたがるJR西日本の営業エリアには、風景は勿論、駅やトンネルなどの建造物や沿線の施設など、古いものから新しいものまで無数にあります。

大阪駅はJR西日本の駅の中で一番利用者の多い駅で、周辺にJR東西線の北新地駅の他に大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の梅田駅・東梅田駅・西梅田駅、阪神電気鉄道の大阪梅田駅、阪急電鉄の大阪梅田駅が点在し徒歩で乗り換えられるようになっています。

2023年(令和5)には新しく東海道線支線の地下駅「大阪駅」が営業開始予定で現在も開発が進んでいる最中です。

京都駅は京都府唯一の新幹線停車駅で、観光の拠点となっています。2019年(令和元)京都駅の梅小路京都西駅が新設されました。

京都駅から徒歩20分・梅小路京都西駅から徒歩2分のところに、京都鉄道博物館があります。京都鉄道博物館は、梅小路蒸気機関車館を2016年(平成28)にリニューアルして開業されました。蒸気機関車から新幹線まで沢山の車両が展示されている他、扇形車庫、幅約30m奥行約10mの鉄道ジオラマなどを見学することが出来ます。

車両

JR西日本が保有する車両は6,503両で、その内経年32年以上の国鉄時代から引き継いでいる車両は1,332両となっています。

国鉄時代に一度運行終了したSLが、SL「やまぐち」号という愛称で2022年も3月から11月にかけて、山口線の新山口駅から津和野駅まで運行予定です。

1937年(昭和12)製造の「貴婦人」の愛称で呼ばれるC57形蒸気機関車と、1938年(昭和13)製造の「デゴイチ」の愛称で親しまれるD51形蒸気機関車が期間によって交代で運行していますが、重連運転が行われることもあります。

SLが検査などで運行出来ない際は、1973年(昭和48)製造のディーゼル機関車DD51形が客車を牽引する場合があり、以前行われた重連運転も珍しく人気があったようです。

1997年(平成9)に運行開始した新幹線500系は、現在は主に山陽新幹線「こだま」として運行されています。先頭部分の尖ったデザインが印象的な新幹線500系は、運行開始前年の1996年(平成8)には通商産業省(現経済産業省)のグッドデザイン賞に選定され、翌年の1998年(平成10)には鉄道友の会のブルーリボン賞を受賞しています。

現時点でJR西日本が単独開発した最後の新幹線車両です。

2017年(平成29)に運行が開始されたTWILIGHT EXPRESS 瑞風は、2015年(平成27)に運行を終了した臨時寝台特別急行列車トワイライトエクスプレスから名称を受け継いでいます。トワイライトエクスプレスは臨時寝台特別急行列車で大阪駅から札幌駅間の運行だったのに対し、TWILIGHT EXPRESS 瑞風は京阪神地区と山陰山陽エリア間の観光に特化した周遊型寝台列車で、贅を尽くしたツアーを楽しめます。

車両は「美しい日本をホテルが走る」というコンセプトのもとデザインされ、電気式ハイブリットによる動力分散方式を採用したTWILIGHT EXPRESS 瑞風専用に造られた固定10両編成の87形寝台気動車です。

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