新潟県上越地方を走るえちごトキめき鉄道は、「日本海ひすいライン」と「妙高はねうまライン」の2つの路線を有します。
乗り換え地点の直江津駅は、新潟県における鉄道発祥の地です。JR東日本や北越急行も乗り入れ、車両基地の一部には「直江津D51レールパーク」が開設されました。
日本海や妙高山の絶景とともに、鉄道ファンにとってはうれしい見どころが多くある鉄道です。
歴史
えちごトキめき鉄道は、北陸新幹線(長野〜金沢)の並行在来線区間として、2015年3月14日に開業しました。
整備新幹線が走る区間では、JRが沿線の自治体からの同意を得られれば、並行して運行する在来線を経営分離することができます。
海側を走る「日本海ひすいライン」はJR西日本北陸本線から、山側を走る「妙高はねうまライン」はJR東日本信越本線から、それぞれ経営が分離されました。現在は第三セクターのえちごトキめき鉄道株式会社が経営しています。
JR時代から考えると、信越本線の開通が1886年(明治19年)ですから、路線としては100年以上の歴史があります。
2016年4月には「えちごトキめきリゾート雪月花」、2021年7月には「観光急行」として元国鉄車両の455系・413系の運行が開始されました。
山と海、両方の絶景を楽しめる路線を活かし、観光に力を入れています。
路線概要
日本海ひすいラインは、市振駅〜直江津駅までの60.3kmを走る路線です。全長11.3kmの「頸城トンネル」、トンネル内にある「筒石駅」などに代表されるように、トンネルが続く路線として有名です。
妙高はねうまラインが走るのは、直江津駅〜妙高高原駅までの38.0kmです。妙高高原駅ではしなの鉄道への乗り換えができます。
また、途中の二本木駅はスイッチバックで知られており、駅舎などが国の有形文化財に登録されています。
沿線
えちごトキめき鉄道は地域住民が生活の足として通学や通勤などに使っていますが、観光路線としての価値も高い鉄道です。
日本海ひすいラインでは大海原の絶景はもちろんのこと、沿線では明治大正時代に造られたトンネルなどの文化財も楽しめるでしょう。
また糸魚川駅から徒歩1分の「ジオステーション ジオパル」には、日本最大級のジオラマやSLくろひめ号、トワイライトエクスプレス再現車両などが展示され、鉄道ファンが一度は訪れたい場所となっています。
妙高はねうまラインの沿線にも貴重な文化財が多く残っています。上杉謙信の居城があった春日山や城下町の高田などが観光資源となっています。
そして、妙高高原駅は国立公園へ訪れる観光客などで賑わい、登山やスキーを目的に海外からも人気が高まっています。
車両
日本海ひすいラインを走るのは、開業時に新造されたET122系のディーゼル車です。JR西日本のキハ122形をベースに製造されました。
ET122系1000番台のリゾート車両は「えちごトキめきリゾート雪月花」として、2つの路線を運行しています。すべてに新潟県産の素材が使われた銀朱色のこの車両は、2017年に「ローレル賞」を受賞しました。
一方で妙高はねうまラインでは、ET127系が走ります。この車両はJR東日本から譲渡されたE127系0番台を改修したものです。
さらに、観光急行として走り始めた元国鉄車両の455系・413系にも注目したいところです。3両編成で運行し、1号車から順番にクハ455-701・モハ412-6・クモハ413-6となっています。
クハ455-701は中でも貴重な存在です。国鉄急行形電車として、かつて大量に製造された455系ですが、現役車両で残っているのはクハ455-701だけとなりました。
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