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筑豊電気鉄道

駅前駅とは?

 筑豊電気鉄道(ちくほうでんきでつどう)は、福岡県の北部にあたる北九州と筑豊を結ぶ鉄道です。駅数21駅、営業キロ16.0キロのため3セク?と思いきやそうではありません。

沿線自治体の資本は入ってない100%民間資本の鉄道会社です。ただし、九州の私鉄の雄である西鉄の完全子会社であり、社長も親会社の西鉄からやってきます。

 起点は北九州市の工業地域の象徴的な街の黒崎駅前駅です。駅であるのに「駅前駅」とは少々違和感ありますが、同駅はJR黒崎駅の「駅前」に位置しており、たしかに駅前にある駅といえ、表記通りの駅といえます。

少々駅としてのプライドがないように思えますが1日に乗車人員で2倍以上多いJR黒崎駅を前にするとそのような駅名になるのではないでしょうか。

ちなみに終点は筑豊直方駅、こちらも同駅から1キロ弱離れたところにJR直方駅があります。

 黒崎駅前駅から筑豊直方駅に向かうにつれて、工業都市からさびれた炭鉱街に移り変わっていきます。

同鉄道のロゴにも炭鉱で使用するツルハシを模しており、当地は産炭地であり、戦後は石炭の輸送に、炭鉱の衰退後は工業都市黒崎に働く人たちを送りこむのに活躍していました。

 この路線を中心に南は一大ビジネス街の福岡に、北に同じく小倉まで延線する予定でしたが、社会情勢の変化もあって延線することなくいまにいたっています。

路面電車のような車輛?

社名に「電気」とあるように路線は電化しており、筑豊電気鉄道には“電車”が走っています。

車輛は丸みを帯びたレトロな路面電車を思わせる車輛ですが、交通系ICカードにも対応しており、見た目は古くても世の中の動きにはしっかりと対応しています。

同社が現在保有する車輛は筑豊電気鉄道2000形電車、同3000、同5000です。2000形と3000形は吊り掛け駆動方式、5000形はカルダン駆動方式となっており、ここにも路面電車の名残がみられます。

型式が古い2000形はまるで路面電車という趣きです。一方5000形となるとヨーロッパなどでみられる超低床電車のトラムのようであり、時代の先端をいっている路線にみえます。

2000形、3000形、5000形と車輛は丸いデザインから四角デザインと変わっていき、見た目でちがいはわかりますが、駆動方式でも乗り心地が異なるため見た目と体感の双方でちがいを感じることができます。

 車輛の塗装には親会社の西鉄のカラーが繁栄されており、2000形は西鉄からの譲渡車のため西鉄そのまんまでしたが、3000形からはラッピング車輛を登場させ、自社色を出しています。

5000形はガラスを多用しているため塗装面は少ないものの福岡県を含む周辺自治体のイメージカラーを塗装しています。

バスに転換される前に

国内では環境負荷の低減や市街地のあり方の変容で路面電車は見直されていますが、少なくなる一方です。筑豊電気鉄道は路面電車ではありませんが、路面電車のような車輛への乗車ができる数少ない“乗車チャンス路線”です。

同鉄道には国内最短の駅間距離200mの区間もあり、なにかとレアな鉄道会社ですが、国内最大のバス事業者である西鉄が親会社だけにバスへの転換も近い将来に実現しそうです。

乗り遅れないためにも国内では、数少ない吊り掛け駆動方式の車輛がはしる同路線にぜひとも乗車されてください。

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