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秩父鉄道

県北の熊谷を拠点に羽生・行田・寄居・長瀞・秩父など経て三峰口へ至る埼玉県を縦断する地方私鉄です。

都心から日帰り観光で楽しめる「SLパレオエクスプレス」は沿線地域や企業との連携イベントを行って話題を集めています。

秩父鉄道株式会社は他にも、「長瀞ラインくだり」や「宝登山小動物公園」などの観光施設も運営しています。

歴史

1899年11月に秩父鉄道の前身として上部鐵道株式会社として設立しました。1901年10月 熊谷~寄居間、1903年4月に波久礼まで、1911年9月宝登山(現・長瀞)まで、1914年10月秩父まで延長しました。1916年3月に社名を「秩父鉄道株式会社」に変更します。

1917年9月影森まで延長します。1918年には、武甲山で採掘された石灰石の輸送を開始しました。

1921年4月羽生~行田間の北武鉄道羽生線を開業、1922年8月熊谷まで延長しました。

1930年3月秩父本線、羽生~三峰口まで全線の開通がされました。1979年10月三ヶ尻線を武川~熊谷貨物ターミナル開業します。

1988年 「SLパレオエクスプレス」運行開始します。2019年11月8日に秩父鉄道創立120周年を迎えました。2020年9月末 熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻駅区間輸送貨物量の減少と設備老朽化に伴い廃止しました。

路線概要

秩父鉄道の路線

秩父鉄道は3路線運航しています。

秩父本線は、羽生駅~三峰口駅間の37駅を結んで、71.7kmの距離を運行しています。

運行種別は「普通」「急行」の2種類です。急行は37駅中11駅に停車し、平日・土休日共に4往復運転されます。普通は、羽生駅~影森駅間では毎時1、2本、影森駅~三峰口駅間は毎時1本運行されています。

1915年12月29日に宝登山駅(現長瀞駅)~秩父駅(現荒川駅)は廃止、1926年6月18日に国神駅(現上長瀞駅)~秩父駅(現荒川駅)は廃止されています。

三ヶ尻線(みかじりせん、貨物線)は、武川駅~三ケ尻駅3.9㎞

現在運行されている貨物列車は自社線内完結の鉱石輸送と他社向け新型車両輸送のみとなっています。2020年12月31日に三ケ尻駅~熊谷貨物駅間は廃止されました。

人気のSLパレオエクスプレスは、熊谷駅~三峰口を毎日1日1往復運航しています。

全席指定のため、以下のサイトにて会員登録を行った後、予約システムにて予約をしてください。全区間乗車すると片道2時間40分の汽車旅を楽しめます。

秩父鉄道 SL予約システム (chichitetsu-booking.com)

お得な切符

指定の区間が何度でも乗り降り自由になるフリー切符は秩父の観光地・札所巡りやハイキングにとっても便利です。※2024年8月情報

・「秩父路遊々フリーきっぷ」

 秩父鉄道全線1日乗り降り自由 大人1,600円、小人800円

 アプリEMot利用のデジタル版 大人1,500円、小人500円

・「長瀞秩父おでかけきっぷ」

寄居駅から三峰口駅間1日乗り降り自由 大人1,000円、小人500円

沿線

秩父鉄道は通勤通学輸送の他、観光輸送も活発に行っています。

長瀞ライン下り

長瀞駅でチケットを買い求めた後、無料送迎バスにてポイントまで移動。親鼻橋、岩畳、高砂橋間のコースを舟で下ります。

SLパレオエクスプレスの旅

SLパレオエクスプレスでは、人気落語家の林家たい平師匠による車内放送で、秩父鉄道沿線の見どころをお伝えしています。お土産屋SLグッズ、お菓子やジュース、アルコールなどの車内販売も行っていますので、列車の旅を快適に過ごせます。

御朱印めぐり

秩父鉄道では、「ちちぶ御朱印めぐり」冬期特別イベントを開催しています。

秩父三社(寳登山神社・秩父神社・三峯神社)、 秩父札所13番(慈眼寺)、秩父札所15番(少林禅寺)、 秩父札所16番(西光寺)の寺社仏閣で御朱印をいただく際に、秩父鉄道線内のきっぷを提示すると「オリジナル木札ストラップ」がもらえます。

さらに、木札と3つ集めた方には「オリジナルサッコシュ」もプレゼントされます。

この機会に是非お出かけください。(2022年1月15日~3月31日)

秩父鉄道でちちぶ御朱印めぐり (chichibu-gosyuin.com)

車両

現在の車両は他社から譲渡された車両のみで運用されています。

都営地下鉄や東急電鉄を走った懐かしい車両が現役で活躍しているため、ファンを喜ばせています。

普通列車

秩父鉄道の通勤型普通列車に使用しているのは、「5000系」「7000系」「7500系・7800系」です。

「5000系」は、東京都交通局6000形電車を譲り受けて運行しています。1968~1976年に日本車両・川崎車輌・日立製作所・アルナエ工機製造などで製造されていました。最高運転速度70km/h、設計最高速度100km/hです。

「7000系」は、東京急行電鉄の8500系を譲り受けました。1975~1991年に東急車両製造されたもので最高運転速度110km/h、設計最高速度120km/hです。

「7500系・7800系」は東京急行電鉄の8090系を譲り受けました。1980~1985年の東急車両製造で、最高運転速度95km/h、 設計運転速度120km/h 

急行列車

・「6000系」は、西武鉄道の新101系を譲り受けています。1979~1984年に西武所沢車両工場・東急車両製造で製造されました。最高運転速度105km/h、設計最高速度120km/h

譲渡後3両編成、クロスシートを使用して急行「秩父路」として投入されています。観光シーズンは愛称が「開運」「ロウバイ」「さくら」「芝桜」「そばまつり」「秩父夜祭」に変更されます。

電気機関車

電気機関車は、1951~1956年、日立製作所製造の「デキ100形」と1963年、日立製作所製造の「デキ200形」、1967年、日立製作所製造の「デキ300形」、1973~1980年、日立製作所製造の「デキ500形」を運行しており、貨物列車と客車列車の牽引・補機として運用しています。

蒸気機関車

蒸気機関車は「パレオエクスプレス」牽引用として1988年から導入されました。

1938~1947年、汽車製造、川崎車輌製造の「C58 363」は最高運転速度:85㎞/h、ローカル線用の客貨兼用過熱式テンダー式蒸機関車で、愛称「シゴハチ」で呼ばれています。

貨車

貨車は「スム4000形」「トキ500形」「ホキ1形」の3タイプを運用しています。

「スム4000形」は、1963年、日本車両製造、車体色は黒、最高速度75㎞/h、

「トキ500形」は1968年、日立製作所製造、車体色は黒の無蓋貨車、「ホキ1形」1969年、富士重工製造の車体色は黒の事業用ホッパ車です。

秩父鉄道では、長瀞下り、SLパレオエクスプレスを楽しむほかにも、秩父三社など神社仏閣を楽しむための工夫を凝らしています。その魅力をお伝えしたいと2015年より秩父三社トレインも運行しております。見どころや催事などが学べるように天井や内壁をラッピングした列車は見どころ満載です。秩父を訪れた際には、その魅力を余すことなくお楽しみください。

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