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名古屋市交通局

鉄道会社の記事

名古屋市の市民の足として縦横に走る名古屋市営地下鉄。名古屋市交通局が運営する地下鉄です。東京や大阪に次ぐ規模を有し、地下鉄では珍しい環状線も備えています。かつては名古屋市の地下鉄は「黄電(きいでん)」と呼ばれるほど黄色の電車が多く走っていました。その黄電の伝統は今でも一部の路線に継承されています。そんな名古屋市営地下鉄の歴史と特色を、車両を中心にご紹介します。

名古屋市営地下鉄の歴史

現在は6路線ある名古屋市営地下鉄は1957年から順次開通していきました。最初に開業したのは、今でも乗降客数の多い東山線。その東山線を走っていたのが「黄電」です。文字通りの黄色い電車でウインザーイエローという色でした。ウインザーイエローはどちらかというとレモン色に近い色で、古くから地下鉄を利用している人にとっては今でも名古屋の地下鉄といえば黄色というイメージです。黄電と呼ばれるのは、東山線を走っていた100形電車をはじめ、その派生形である200形や700形などになります。後年できた名城線(現、名城線及び名港線)で運用された1000形やその派生形も同色に塗られていました。このため、名古屋の地下鉄イコール黄色という図式が成立したのです。現在は路線も多くなったことから、各路線のカラーが決まっています。最初にできた東山線は黄電の伝統を受け継ぎ、黄色がイメージカラーです。

名古屋市営地下鉄の特色

名古屋市営地下鉄の車両は大きく2種類に大別できます。初期に開通した東山線、名城線、名港線は標準軌で15mほどの小型車両、それ以外の鶴舞線、桜通線、上飯田線は狭軌で20mほどの大型車両となっています。このため、前者の路線と後者の路線では互換性がありません。ただし、グループ内での互換は可能で桜通線には車両基地がないため、鶴舞線に入線して車両基地に向かいます。

現在運用されている車両は、アルミボディの銀色をベースに路線のイメージカラーのラインと統一されています。それぞれの路線で導入されている車両の仕様は異なっており、例えば東山線は5050形とN1000形です。名城線は2000形、鶴舞線は3000形、3050形、N3000形となっています。

名古屋市営地下鉄は相互乗り入れも行なっています。代表的なのは鶴舞線です。名古屋鉄道(名鉄)との相互乗り入れを行っているため、先ほどの車両以外にも名鉄の赤い車両が地下鉄線内を走っています。また、上飯田線も運行を委託しており、その相手も名鉄です。上飯田線は、実は1区間しかなく、そこから先は名鉄小牧線となっています。上飯田線の車両7000形は地下鉄車両とはいえ、走行距離からいえば名鉄小牧線のほうが長いのです。

まとめ

名古屋市営地下鉄は万博や国内博などのイベントをきっかけに車両が導入されたり、駅がリニューアルされたりしてきました。こうした大規模なイベントも一段落したものの、照明のLED化やバリアフリー化などが進められています。駅のアナウンスも名古屋駅到着時には4か国語の車内アナウンスがされています。こうした取り組みを経て名古屋市営地下鉄も少しずつ変わろうとしているのです。今後の名古屋市営地下鉄の変化にも注目していきましょう。

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