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北海道旅客鉄道

広大な土地を縦横に走る北海道旅客鉄道は、複数の前身の鉄道と共に北海道の歴史を引継ぎ1987年4月1日に発足した鉄道です。

鉄道営業キロ2,372.3km(2021年6月時点)複数の路線が通勤や出張、通学、そして観光客を運んでいます。

歴史

北海道旅客鉄道の設立の背景には複数の前身の鉄道会社の存在があります。その1つ目が石炭の輸送を目的として1880年(明治13年)に開業した官営幌内鉄道です。

当時アメリカから機関車を輸入して走らせていました。その後幌内鉄道は北海道炭礦鉄道会社に譲渡されます。

そして2つ目が開拓促進を目的として北海道庁が進めた北海道官設鉄道、3つ目が北海道鉄道会社(函樽鉄道)です。これらが1906年の鉄道国有法の公布により一元化していきました。

その後鉄道の役割は変遷していきつつ、1949年に公共企業体の日本国有鉄道になり、これが分割民営化された結果1987年(昭和62年)4月1日に北海道旅客鉄道株式会社、通称JR北海道が発足するに至ったのです。

 発足の翌年3月には青函トンネルが開業し、札幌~上野間で寝台特急「北斗星」が運転を開始しました。また同年中に721系電車と130形気動車の2つの新型車両がデビューします。

その後も150形気動車、731形電車、201形気動車等々続々と新型車両を導入していきます。特急列車としては1991年からの特急「はつかり」、1994年の新型振子特急「スーパー北斗」、2007年のL特急「スーパーカムイ」等々が有名です。

 一方で雪や風、寒暖の差等々厳しい自然条件の下、広大な範囲に伸びる鉄道の管理が容易ではないことは想像に難くないでしょう。

鹿もまた鉄道を悩ませる種にもなっています。鹿が原因の輸送障害と鹿との衝突の数は北海道ならではでしょう。輸送障害の数を比べた場合、2001年で6件だったのが2020年では99件と激増しています。

鹿との衝突も20年で大幅に増加しており、2020年で2414件の報告があがっているのです。2000年3月には有珠山噴火、2016年の台風では道内各地で大きな被害があり、石勝線と根室線の列車が長期運休を余儀なくされました。

 決して平坦な道ではありませんが、駅の存続の見直しや技術向上等の努力を続け、北海道旅客鉄道は新たな鉄道史も着々と作り上げています。

 2020年12月31日。大みそかのこの日、青函トンネルの区間で北海道新幹線が時速210km/h営業運転を実施しました。

また2022年3月からは261系5000代「はまなす」編成の北斗84号・91号、富良野・美瑛ノロッコ号、くしろ湿原ノロッコ号等々の臨時列車249本を出動させ観光客を迎えます。

路線概要

 北海道旅客鉄道の路線を運行エリア別で見てみると、新青森~新函館北斗間を結ぶ北海道新幹線、札幌近郊で函館線、新千歳空港駅がある千歳線、札幌と北海道医療大学を往復する学園都市線があります。

道央エリアでは札幌近郊の3路線に加えて室蘭線と日高線、道南エリアで道央から繋がって函館~長万部間を走る函館線が走っています。

道北エリアには旭川~稚内間の南北に長く伸びる宗谷線、旭川から東の網走まで走る石北線、旭川から南に伸びる富良野線、そして深川とその北西にある留萌を結ぶ留萌線があります。

道東エリアでは新夕張を経由する石勝線や帯広を経由する根室線、釧路から東端の根室まで行く花咲線、網走~釧路間で縦断する釧網線があります。

1日あたりの運転本数は1235本で、348を数える駅のうち有人駅が98、つまり残りの250駅は無人駅です。

沿線

 夏の避暑、冬のスキーや広大な自然の風景等々、国内でも有数の観光地のメッカである北海道は沿線各地に観光スポットがあります。またドラマや映画、CMの撮影等に使われた場所に「巡礼の旅」で訪れる人も多数います。

 飛行機での旅行で発着地となる新千歳空港駅、ラベンダーやパッチワークの丘といえば富良野駅、夜景や白虎隊で有名な函館、ガラスや運河で有名な小樽などが挙げられます。

また北海道は国内でも有数のワイン産地となっており、帯広駅からほど近い池田駅がある地域は十勝ワインで有名で、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所があります。

 札幌駅は大通り公園やビール園といった観光地も多数ありますが、多数の企業の支店が集まっており、通勤や出張で来るビジネスマンの姿も連日見られます。

車両

 2021年6月時点で蒸気機関車2両、気動車472両、客車17両、ディーゼル機関車22両、新幹線電車40両、電車425両を保有しています。

 いくつかの例を見てみましょう。

 多くの観光客や出張のビジネスマンを乗せるのが小樽・札幌~新千歳空港を走る快速・特別快速「エアポート」です。

721系電車と733系通勤形車両で内部がかなり異なり、733系の自由席はロングシートになっています。両方とも客層を考慮し、大型荷物置き場があるのは共通点です。

 SL冬の湿原号は14系又は43系で、釧路~標茶間を走っています。車内はニス塗りの壁、木枠の椅子等本格的なレトロの雰囲気を演出しています。

1・5号車がたんちょうカー、2号車にカフェカー、3・4号車が普通車で、全て指定席です。ボックス席がメインでカウンター席もあります。

 この他にも札幌~稚内という長い旅をし、グリーン席に革張りシートを使用している261系の宗谷、札幌~網走間というこちらも長距離の旅をし、ハイデッカー車で視界が広く、景色が楽しめる183系の特急オホーツク等々が活躍中です。

 北海道新幹線にはJR北海道のH5系と、JR東日本のE5系が使用されています。JR北海道側のシンボルマークはシロハヤブサ。北海道の自然の雄大さと新幹線のスピードがうまく表わされています。

車両のデザインの基調はJR東日本のE5系のもので、中央ラインに北海道のライラックやラベンダーを想起させる「彩香パープル」が使われています。新函館北斗~札幌間は2030年度末の完成、そして320km/h走行を目指して調整や工事が進められています。

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