歴史
ゆいレールは、2003年(平成15年)8月10日に開業した沖縄県内で唯一の鉄道路線です。当初は、沖縄本島の玄関口である那覇空港駅と世界遺産の首里城近くの首里駅の区間を約30分かけて運行していました。
その後、2019年10月1日に、石嶺(いしみね)駅、経塚(きょうづかえき)駅、浦添前田駅、てだこ浦西駅の4駅が追加され那覇市内から浦添市内へと路線を伸ばします。那覇空港駅~てだこ浦西駅間約17kmを40分ほどで結ぶようになったのです。
那覇空港2Fの出発ロビーと連絡通路でつながる那覇空港駅は、日本の空港駅としては最西端に位置しており、2004年(平成16年)には日本最西端駅記念碑が設置されました。
那覇空港駅を出発したゆいレールは、赤嶺から奥武山(おうのやま)公園を経由しオフィスビルや宿泊施設が建ち並ぶ旭橋駅へと走行します。旭橋駅からは那覇市内を流れる久茂地川沿いを通りながら牧志駅のあたりで国際通りをまたぐように通過します。
その後は、国道330号沿いを北上しながら首里駅、浦添ようどれや浦添城址などの観光名所がある浦添前田駅を通り越し、最終駅のてだこ浦西駅に到着。全区間において快速などの設定はなく、各駅に停車するのが特徴です。
ゆいレールは、沿線に住む人々の生活や通勤の路線として利用されているほか、那覇〜浦添市内に点在する観光スポットへの移動手段として観光客の利用も多い路線です。
ちなみにゆいレールは愛称で、正式名称は沖縄都市モノレール線といいます。
車両
那覇市内から浦添市内までの地上10mを大きなジグザグを描くように走るゆいレールは、跨座式(こざしき)と呼ばれる車両の下にレールがありその上を車両が走行するモノレールです。
曲線を配した車体の前面は円弧を描く形状で、首里城に倣った伝統的な本朱塗りの赤、加えて黒、グレーのラインを配し沖縄の色合いを強調。沖縄特有の海風からの塩害の防止と車体の軽量化のため、全アルミニュウム合金製の溶接構造が採用されています。
ロングシートを備え付けた車内から那覇市内の街並みや首里の丘陵地帯などを眺望できるように大きめの窓を配置したほか、運転室のすぐうしろには床面を20cm高くした展望席が設けられました。
座席のシートには、沖縄伝統の琉球かすりの紋様である「トウィグワー(小鳥)」と「バンジョウー(カギ型)」のモチーフをアレンジしたテキスタイルを採用することで沖縄らしさを演出しています。
各駅に到着する前に沖縄民謡のメロディが車内に流れるのも特徴のひとつで、那覇空港駅では「谷茶前(たんちゃめー)」、県庁前駅では「てぃんさぐぬ花」、美栄橋駅では「ちんぬくじゅーしー」、安里駅では「安里屋ユンタ」というように、到着駅ごとに代表的な沖縄民謡のメロディが楽しめる工夫が施されています。
約8分間隔で運行されるため渋滞する時間帯は比較的少なく、移動手段として利用しやすい鉄道路線です。
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