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IRいしかわ鉄道の歴史と特徴

鉄道会社の記事

IRいしかわ鉄道の歴史

IRいしかわ鉄道は、北陸新幹線(長野駅~金沢駅)の延伸にともない、JR西日本の経営を離れた石川県内の北陸本線(倶利伽羅駅~金沢駅)を引き継ぐため、2012年に設立され2015年に開業した第三セクターの鉄道会社です。

現在運行している路線は設立当初から変わらず、金沢駅と倶利伽羅駅を結ぶIRいしかわ鉄道線のみです。

しかし、IRいしかわ鉄道線内で運転を終える列車はなく、同じく北陸新幹線の開業にともなって富山県内の北陸本線を引き継いだあいの風とやま鉄道と、金沢駅~泊駅間で相互直通運転を行っています。

一部の列車は、新潟県内の北陸本線の運行を引き継いだ、えちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで乗り入れています。

また、JR西日本とも直通運転を行っており、普通列車だけでなく金沢駅発の特急「能登かがり火」と大阪駅発の特急「サンダーバード」が、JR七尾線の和倉温泉駅まで運転しています。

現在保有している車両は、JR西日本から譲り受けた521系(2両編成8本)のみですが、JR西日本やあいの風とやま鉄道と直通運転を行っているため、両社所有の車両(413系、681系、683系)もIRいしかわ鉄道線内を走行しています。

開業当初は521系の0番台5本を譲り受け、2020年には521系の100番台3本を新たに導入しています。

なお、IRいしかわ鉄道線は交流電化路線ですが、521系は直流電化路線も走行できる交直流電車で、営業用の交直流電車では国内で初めての2両編成車として開発された車両です。

IRいしかわ鉄道の特徴

IRいしかわ鉄道では、石川県の観光資源を活用すべく観光列車「花嫁のれん」を2015年から運行しています。

花嫁のれんは週末を中心に運転される、金沢駅と和倉温泉駅を結ぶ全社指定席の特急列車で、「和と美のおもてなし」をコンセプトとした列車です。

用いられる車両はキハ48形を改造した2両編成の専用車両で、外観と内装は加賀友禅や輪島塗をイメージしており、北陸の伝統工芸をアピールしています。

半個室の車両があるなど、ゆったりとくつろぐことができるだけでなく、車両全体で北陸の和と美を感じ、満喫できることが観光客の人気を集めています。

車内では食事やスイーツが提供され、能登の景色を楽しみながらそれらを堪能できます。

なお、開業当初にJRから譲り受けた521系5本についても、車両側面に加賀五彩であるえんじ・黄土・草・古代紫・藍を、5本それぞれで異なる配色を施し、利用者の見る目を楽しませてくれます。

また、IRいしかわ鉄道は地元のサポートを得るために、会員制の「いしてつ愛あーるクラブ」を作りました。

大人の年会費は1000円で、会員限定グッズや会員限定ツアーに参加できるなどの特典が用意されています。

そして、鉄道ファンにおなじみの切符として青春18きっぷがありますが、これはあくまでJRの企画乗車券のため、IRいしかわ鉄道を利用する場合には別途乗車券を購入する必要があります。

しかし、JR七尾線はJRにとっては孤立路線となるため、JR西金沢駅以西から七尾線の駅まで途中下車しないで利用する場合は、特例として青春18きっぷのみで通過することが許されています。

ただし、IRいしかわ鉄道線内で途中下車する場合は運賃が発生するので、青春18きっぷのみで利用したい場合は、途中下車せずに七尾線に向かいましょう。

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