ついに、ジャンク品の逆さ富士のカバーが完成しました!
この逆さ富士は、2022年の名鉄鉄道部品即売会(特選販売)で300,000円で購入したものです。
くじ引きで2桁台の整理券を引き当て、幸運にも手に入れることができました。
2022年の名鉄鉄道部品即売会においてジャンク逆さ富士を購入した時の様子は↑こちら
購入当初からわかっていたことですが、前面のカバーがないうえ、行き先表示器もなく、種別の巻き取り機と幕のみが残されていました。
長らく倉庫の隅で眠っていましたが、今回カバーを作成し、さらにパノラマカーの行き先板を取り付けることで、新たな活躍の場を得ることができました。
制作のポイントとして、塗装のカラー調整が難しかったです。
種別幕の周りの水色は、カバーを開けた際の内部の水色に合わせ、同じ色調で塗装しました。また、種別幕周りの窓Hゴムの手配にも苦労がありました。
カバーの寸法は、いつもお世話になっている友人の鉄工所の方にお願いし、現物から正確に測定して作成してもらいました。
また、カバー縁側の銀色の塗装も加わり、このジャンク逆さ富士がようやく日の目を見て展示できること本当に嬉しいです。
一つだけトラブルが発生しているのは、蛍光灯は点灯するのですが、種別幕を動かそうとしたところモーターは動くのですが幕がまわらないので、後日電気屋さんへ修理に出そうと思います。
側面のスイッチを入れると動くはずなんですけどね。
この逆さ富士が制作された当初に収録された行先方向幕の駅名対照表です。
「大須」や「知立経由 吉良吉田」と言った行先も見どころで、地味に「新岐阜」「新名古屋」と言う呼び方も懐かしさを感じます。
現在、この逆さ富士をより引き立たせるスタンドを制作中です。
逆に今限定のスタンドが無い状態の、そのままの姿をお楽しみいただければ幸いです。