大好きを仕事にする鉄道本舗の石川です!

国鉄時代の時刻表を鑑定(買取)傷みがあっても需要によって価値はあります!

本日、鑑定(買取り)は1960年代前後の交通公社の時刻表(現JTB時刻表)

時刻表は国鉄時代の時刻表が人気で、特に1945年(昭和20年)以前のものなどは、とても人気があります。

今回買取させていただいた1960年代前後の時刻表は、比較的良い年代ではありますが、状態があまり良くなくて、表紙や裏表紙が取れてしまったり、記名等書き込みがあったりしました。

破損のある鉄道資料や書籍の買取は、状態によって値段がついたりつかなかったりするので、どの程度の状態か、またどれだけの価値があるものかで状態は変わります。

例えば1950年代の時刻表でも表紙なければ通常の買取価格の1/10くらいまで価値が下がってしまう事とありますが、もっと古く歴史的価値の高い時刻表なら多少痛んでいても、そもそもの価値故にある程度の値段がつくこともあります。

需要が高ければ状態がある程度悪くても値段がついてしまうと言う世界

時刻表の楽しみの1つといえば、地元の駅をかつて駆け抜けていった列車を探すのが面白いのですが、会社のある愛知県蒲郡市の蒲郡駅にはかつてどんな列車が走っていたかなと?

調べてみると、1965年の時刻表には、修学旅行電車こまどり号が19時18分に蒲郡駅を出発しています。

153・155系・159系が修学旅行電車となり全国の修学旅行生を支えていたのですが地元の駅を本や写真でしか見たことない車両が走っていると思うと感慨深いものがあります。

この時代の修学旅行専用列車各地の学生を各駅で乗車させ、目的地に向かっていったのでしょうか?

でっかい学校の修学旅行となると1編成貸切みたいなイメージがあるのですがどうなんですかね?

他にも、駅発着はせずとも色々な列車が東海道本線を走っていたことも感慨深い要因の一つです。

時刻表の中にある旅館のチラシもいい味が出ています。

熱海静観荘様の本格的ショウとはどんなショウでしょうね?決してギャグではありませんが、広告のキャッチコピーなどを見ていると活気あふれる時代だったのかなぁと想像します。

古い時刻表でも、このような見方をすると、今でも楽しめたりしますね。

古い時刻表も、傷んでいる時刻表も鑑定(買取)致しますので是非お問い合わせ下さい。