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上田電鉄

上田電鉄の歴史

上田電鉄の前身となる上田丸子電鉄は、旧上田電鉄(1920年設立)と丸子鉄道(1916年設立)が合併して1943年に設立されました。

上田丸子電鉄は1969年に上田交通に社名を変更し、2005年に上田交通から鉄道部門が独立して、現在の上田電鉄となりました。

2021年の時点で運行している路線は、上田駅と別所温泉駅を結ぶ総延長11.6kmの別所線のみです。

現在運用している車両は1000系と6000系ですが、どちらも上田交通の親会社である東急電鉄から譲り受けた東急1000系で、2両×5編成を運用しています。

2008年から順次導入された1000系(4編成)は東急1000系の先頭車、2015年に導入された6000系(1編成)は東急1000系の中間車を先頭車に改造した車両です。

上田電鉄は全区間でワンマン運転を行っているため、ワンマン運転に対応できるよう譲渡時に案内表示器、運賃箱、整理券発行機が設置されるとともに、VVVFインバータ制御、シングルアーム型のパンタグラフ、バリアフリー設備など、上田電鉄で初めてとなる設備も多数採用されました。

6000系は一般公募で車両の愛称が決められており、上田市が著名な戦国大名である真田幸村の出身地であることから「さなだどりーむ号」が選ばれています。

1000系が導入される前は、1000系と同じく東急電鉄から譲り受けた7200系を運用していました。

7200系は東急電鉄での運用時に冷房化工事がされており、上田電鉄初の冷房車であるとともに、上田電鉄が長野県内で初めて冷房化率100%を達成することになる車両でした。

上田電鉄の特徴

別所線の線形を見ると、上田原駅と下之郷駅の先でほぼ直角のカーブが存在しており、クランク状になっていることが分かります。

これは、上田原駅で廃線になった青木線と、下之郷駅で同じく廃線になった西丸子線と分岐していたためです。

青木線と西丸子線が廃線になった結果、クランク状に残った路線が別所線なのです。

下之郷駅には西丸子線のホームが残されており、西丸子線の面影を今に伝えています。

東急から譲り受けた1000系は、18m級の3扉仕様で地方の私鉄には使い勝手のよい大きさなのか、上田電鉄以外に伊賀鉄道、一畑電車、福島交通にも譲渡されています。

1000系にはラッピングを施している車両があり、「自然と友だち号」と「別所線開業100周年」(愛称未定)の名称が付けられています。

また、NHK大河ドラマ「真田丸」が放送されていた2016年には、番組をPRするラッピングが施された車両も運行していました。

そして、下之郷駅には上田電鉄の車庫があり、車庫の裏に銀色の車両がひっそりと保管されていますが、これは現在運行している1000系の先々代にあたる5200系です。

5200系も東急から譲渡された車両ですが、これは日本で初めて外板にステンレス鋼を使った車両として、「ステンレスガエル」の愛称とともに歴史にその名を残しています。

5200系はわずか4両しか製造されておらず、1両は東急に返還されて「東急車輛産業遺産制度」の第1号として永久保存されることになっており、下之郷駅でもその貴重な姿を見ることができます。

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