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伊豆急行の歴史と特徴

鉄道会社の記事

伊豆急行の歴史

伊豆急行は静岡県東部に路線を持つ私鉄で、1959年に設立された伊東下田電気鉄道を前身とする東急グループに所属する鉄道会社です。

現在運行している路線は、伊東駅と伊豆急下田駅を結ぶ伊豆急行線のみで、設立当初から変わっていません。

設立時からJR(旧国鉄)とは直通運転を行っており、現在では伊豆急下田駅から熱海行きの普通列車や東京行きの特急「踊り子」号などが運転されています。

もともと、熱海ー下田間は国鉄が線路を敷く予定でしたが、財政の問題で熱海ー伊東の敷設にとどまり、その先の路線を伊豆観光の開発を狙っていた東急が引き受けた歴史があります。

免許交付の際、「国鉄が列車の乗り入れを求めてきた時は応じること」という条件がつけられており、その条件に従って乗り入れ運転が積極的に進められてきました。

なお、東急が伊豆に鉄道を敷くことを知った西武グループは、系列会社の伊豆箱根鉄道での免許取得を狙いましたが失敗したため、東急が鉄道を敷く予定だった下田市白浜周辺の土地を買収するという手段を取りました。

その結果、伊豆急行線は海沿いのルートで走行できなくなり、山側へ進路を変える必要が出たため、新たなトンネル工事が必要となるなど大きな影響が出ました。

この、伊豆急行線をめぐる東急と西武の争いは、「伊豆戦争」と呼ばれています。

現在運用している車両は2100系と8000系で、2100系は「リゾート21」の愛称がついている伊豆急行オリジナルの車両です。

2100系は観光客をターゲットにした車両で、1986年には鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。

8000系は東急8000系を譲り受けたもので、導入当初は2両または4両編成でしたが現在は3両編成で運用されています。

伊豆急行の特徴

伊豆急行は、伊豆への観光客をターゲットにした取り組みを進めていることが特徴です。

2100系「リゾート21」は3編成が運転されており、それぞれ「黒船電車」「キンメ電車」「THE ROYAL EXPRESS」と名づけられています。

THE ROYAL EXPRESSは東急が主催の臨時団体列車で、「美しさ、煌めく 旅。」をコンセプトとした観光列車です。

著名なデザイナーやシェフによる豪華な内装や食事を提供しているのが、本列車の売りです。

提供する旅行プランは宿泊、食事、観光がセットになった「クルーズプラン」と、車内での食事のみの「食事つき乗車プラン」の2種類が基本で、客席はそれぞれ「ゴールドクラス」と「プラチナクラス」があります。

運行は伊豆急行線にとどまらず、2020年と2021年の夏には北海道でもクルーズプランを展開しました。

「黒船電車」と「キンメ電車」は、全車自由席の普通列車で追加料金は不要です。

前方は展望席になっていますが、全車自由席ということもあって早い者勝ちで人気の高い座席です。

沿線には海と山があるので、一部車両では海が眺められるように座席が窓側を向いており、

左右非対称の座席が特徴的です。

かつては、JRのグリーン車に相当する「ロイヤルボックス」を連結しており、そのロイヤルボックスが「照明普及賞優秀照明施設賞」を受賞したことがありますが、現在はロイヤルボックスを連結しての運転は行っていません。

黒船電車とキンメ電車はそれぞれ1日3~4本運転しており、伊豆急行のウェブサイトで時刻表が公開されているので、リゾート21に乗車したい方は事前にチェックするとよいでしょう。

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